COMIC
GAME
G動画
G写真
ラノベ
通販
いいね
Rank

息子の唇

彼に抱かれると、自分の体をはっきり意識し、私は生き物としての自信を取り戻す。
一緒に暮らす前からそうだった。
思いやりと体力のある、確実なやりかた。
だから私は、不安になると彼を抱きしめてしまうのだ。
(「長い影」) 永い虚しい日々のあとにおとずれた穏やかな時間。
私のなかで、彼のからだは水を跳ねる魚のようになる――。
「水の作家」内田春菊が描く生の渇きと潤い。
十一の短篇。




ユーザレビュー
  • 0
  • 0
  • 0



ライトノベル・小説
©LOQUY 2018-2024 AllRight Reserve.