借金で浜名湖に入水しようとしていた浅井久平は、同じく自殺を図る不思議な子どもヒカリと出会った。<br />ヒカリは最先端科学センターから逃げ出してきた天才だという。<br />半信半疑ながらも一緒に逃避行を始めた久平。<br />一方、内閣官房から指令を受けた警察はヒカリの捜索を開始。<br />だが、ヒカリはネットを駆使して逆にみずから誘拐を装い、100億円を要求した。<br />果たしてヒカリたちは現金を奪取し、偽装誘拐を完遂できるのか?