ホームズの下を相談に訪れた美術商の男。<br />アメリカである事件に巻き込まれて以来、不審な男の影に怯えていると言う。<br />ホームズは、ベイカー街別働隊の少年達に捜査を手伝わせるが、その中の一人が惨殺死体となって発見される。<br />手がかりは、死体の手首に巻き付けられた絹のリボンと、捜査のうちに浮上する「絹の家」という言葉……。<br />ワトスンが残した新たなホームズの活躍と、戦慄の事件の真相とは? 解説・北原尚彦