サイドシートに君がいた
ときに楽しく、ときに切なく、恋愛を引き立てるクルマたち。
そんなクルマがさらりと存在感を漂わせる、恋愛小説集。
ロスの郊外で、思い出のフォルクスワーゲンを見つめながら、十代の失恋を、痛みとともに懐かしむ「あの頃、フォルクスワーゲン」、大きな体で、なぜか小さいクルマに乗っている青年との恋を描いた「コスモスが泣くかもしれない」。
ほかに「シャンパンを、雪で冷やして」「マンハッタンの片すみで」「ロードスターの逃亡者」。
ほろ苦さの中にも、愛おしさあふれる、大人のための5つの愛の物語。
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