食事はセクシーであるべき、という確固たる持論をもつ大西俊介。<br />料理の味を誉められるくらいうれしいことはない。<br />数ある趣味のなかでも、料理には狂気にも似たバイタリティを発揮する。<br />デザートは最後のお楽しみ。<br />――「僕が酔ったのは、キミの魅力。<br />デザートはキミ」この科白を言うために今夜も料理する。<br />