青少年自殺抑制プロジェクトセンターで、監視員として勤務する南洋平。<br />ここでは、4人の少年少女に、自らの命を絶つ【赤いスイッチ】を持たせ、実験をしていた。<br />極限状態で軟禁され、孤独に耐えられず次々と命を絶つはずが、この4人は‘7年間もスイッチを押さない’という異例の子供だったのだ。<br />彼らが生きたいと願うその理由を聞き、南たちは脱出を図るが、そこには非情な運命が待ちうけており――!? 一番泣ける山田悠介作品!