スティームタイガーの死走
C63――それは戦時に設計されるも、幻に終わった蒸気機関車。
玩具メーカーの創業者、小羽田伝介は会社の宣伝のためにC63を完全再現させた。
しかも本物の中央本線で東京まで走らせる計画を発表する。
その記念すべきお披露目の日、出発駅で変死体が発見される。
不穏な空気の中走り出したC63だが、間もなく虎の覆面を被った二人組によって乗っ取られ、C63は忽然と消失してしまった!! 怒濤の展開と驚愕のラストが度肝を抜く、ノンストップ本格推理!!
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