1997年11月、相次ぐ不祥事から経営が極度に悪化した名門・山一證券は、自主廃業を決定。<br />最後の株主総会での解散決議に向け、残された者たちの誇りと意地を賭けた闘いが幕を開けた。<br />奇しくも創業100周年、「打ち首」にされるのではなく、自らの手で見事に「切腹」するために…。<br />詳細な内部証言と豊富な資料から「山一・最後の200日」を描く、迫真のドキュメント・ノベル! 元山一證券社員による座談会、‘その後の山一マン’を収録。<br />