ラスト・キッスは、湘南で
夏に失くしたものは、愛犬モモと、プロ・サーファーへの夢。
明子、19歳。
湘南・葉山の八百屋の娘。
気取りも背伸びもしなくても、勝気な瞳とフランスパン色の肌がとってもチャーミング。
大切なものを失った悲しみは消えないけれど、胸の奥にそっとしまった。
そして、また夏がやって来た。
熱い陽射しが連れて来たのは東京の大学生・雄作。
ヨット部の合宿で葉山に来た彼は包み込むような微笑みで、明子の心を解き放ってゆく…。
失った夢と新しい恋に揺れる心を描いた書き下ろし「恋キャベツ」他、湘南に生きる4人の女の子の恋物語。
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