どこにでもいる普通の人々、あたりまえの日常生活が私の周りで少しずつズレていく。<br />してもいないミスをあげつらう‘いい人’と評判の同僚。<br />自分はアイドルの恋人だと言い張る子持ちの友人。<br />顔も思い出せないのに恋人だと手紙を送ってくる男。<br />狂ってしまったのは私なのか。<br />それとも周りの人々なのか。<br />現実と虚構の狭間から滲み出す狂気を描いたサイコ・ホラー。<br />