今昔まんだら
王朝末期、妻の不義を知った刑部丞が、くやしさ、苦しみを経ていきついたある妙案とは――?(「王朝の不倫」)。
死んでしまった最愛の子に会いたくて、父はえんま大王に願いをかける――(「死児に逢いに」)。
戦乱の世に咲いた、はかない恋。
姫は白菊の精と契ったように身ごもるが……(「白菊の契り」)。
今昔物語をはじめ、様々な古典の中から、愛とユーモアと知恵にみちた十八話を選び、田辺語訳した、軽妙で奥が深い物語の花束。
岡田嘉夫によるオールカラーの華麗な画と共に愉しめる、贅沢な今昔絵草紙。
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