乱れからくり
馬割一族が経営する玩具会社の製作部長馬割朋浩は、旅行に出発する直前、隕石に当たり急死した。
その葬儀も終わらぬうち、今度は彼の愛児が睡眠薬を誤飲し、死亡した。
二つの奇禍をきっかけに、奇妙な方法による連続殺人が、この一家を襲いはじめた。
事件の裏にあった、江戸時代にまでさかのぼる馬割家の秘められた謎と、ねじ屋敷に作られた大迷路の秘密を追って、男まさりの美人探偵と、新米助手の活躍が開始された。
第31回日本推理作家協会賞を受賞した、本格推理の最高傑作。
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