見上げると、夜の広さ、しんしんと降りそそぐ、夜の深さ――。<br />何かがだんだんあいまいに死んでいくようなつきあいより、すみわたる夜空のような孤独を。<br />片思いをしているすべての人に捧げる詩集。<br />