永遠のタージ
2万人という膨大な職工を22年間動員し続け完成したインド史上最高の建造物タージ・マハル。
17世紀ムガール帝国の五代皇帝シャー・ジャハーンは、なぜ全精力を注いでまで絢爛極める廟を建立するに至ったか。
親族たりとも信用できぬ戦乱の世で、彼が唯一心を許した妻ムムターズの実像を追いその理由に迫る。
またムガール帝国初期までその歴史を遡り、タージ・マハル建造に至るまでの愛憎劇を描く。
インドをこよなく愛する著者が幻想のような二人の愛を謳い上げた渾身の歴史大河ロマン。
角川文庫50周年特別書き下ろし作品。
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