死に花
「葬式は人生最後の花道、最後のイベントだ」――そう言って自らの葬式の総合演出・プロデュースに取り組んでいた源田金蔵が急死した。
菊島真ら五人の老人ホームの仲間が見守るなか、つつがなく葬式は進行しているかに見えたが、火葬の際に奇妙な事件が発生した。
北多摩署の捜査から意外な真実が判明し、大きな衝撃を受ける菊島たち。
「老い先はわずかだ。
死に花を咲かせよう」と一念発起し、彼らは人生最後の大バクチに出ることを決意するが……。
「老い」の概念を根底から覆す、痛快エンターテインメント小説!
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