殺人狂時代ユリエ
アメリカを放浪するジャズ・ピアニスト阿波地明は、西部の田舎町の留置場にいた。
その時突然、近郊のドライブ・インでショット・ガン乱射事件が発生。
多数の死傷者の中に、13歳の日本人少女がいた。
1年後、帰国し歌手としてデビューした少女ユリエの周辺に、そして、TV視聴者の間に、奇怪な事件が続出する。
破滅への序曲か。
理由なき大量虐殺と集団自殺が日本列島を蹂躙する。
現代の狂気を、鮮烈なイメージと筆力で照射する、戦慄のニュー・オカルト・サスペンス! 第2回横溝正史賞受賞作。
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