霊名 イザヤ
新進の童話作家で幼稚園経営者の深沢将人は、開かずの金庫から奇妙な文書を発見する。
調べてみると、それは中世キリスト教の異端カタリ派の聖典『イザヤ昇天録』であり、そこには亡き母の手による書き込みがあった。
「イザヤにとって、マナセを殺すことは、絶対に避けることのできない運命だ。
お前は必ず、ここへ来ることになっている」正体不明の発作に加え、新任の保母・小津江真奈世のオカルトめいた言動に悩まされていた将人は自らの洗礼名イザヤとの符号に愕然とし、精神的に追いつめられていく……。
衝撃のオカルティック長編ミステリ!
更新中です。しばらくお待ちください。