青髪鬼
ある日、東京の大新聞に、いっせいに掲載された三つの死亡広告。
だが当人たちは皆元気で生きていた。
たちの悪いいたずらに、十三歳の可憐な少女月丘ひとみは、ショックで寝込んでしまう。
ところが、この事件は単なるいたずらではすまなくなった。
このうちの一人、宝石王古家万造氏が何者かに殺害されたのだ……。
鬼火のように光る無気味な目、とがった鼻に大きくさけた口。
復讐の怨念に燃える青髪鬼を、三津木俊助は捕らえることができるのか? 凄まじい迫力で描いた傑作長編推理!カバーイラスト/杉本一文
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