昼間は孫寧温として王府に勤め、夜は側室に戻るという二重生活を送っていた真鶴。<br />ある日、尚泰王の子を身籠もったことが発覚。<br />女として産むべきか、男として目を背けるべきか。<br />悩んだ末、真鶴は母になることを決意する。<br />近代化の波が押し寄せ、王国は崩れようとしていた。<br />数奇な運命を背負った母子の未来に、希望の虹は架かるのか!? 忘れがたき雅博との恋の行方は!? 嵐吹く波瀾万丈の人生が、いよいよクライマックスを迎える!