だんなの出張をいいことに旅に出かけた主婦るえか。<br />門前旅館でだらけていたら、どういうわけか、だんなから不審な声で不審な電話が。<br />なんでも物凄い土産があるというのだが――。<br />史上最弱の主婦にして気鋭の書き手・青木るえかが、旅したり食べたり読んだりうろたえたり、の日々を縦横無尽に綴る! デビューエッセイ集『私はハロン棒になりたい』に書き下ろしを加えた充実の一冊。<br />