聖なる日の夜、一体何が起こったのか。<br />ひとつの事件を通して暴かれていく麻生龍太郎と山内練に秘められた壮絶な過去。<br />さらに事件は新たな殺人事件を招き、人間の愛憎、傲慢、悲痛な魂の叫びを曝け出していく。<br />2人はこの絶望の淵で何を決断したのか。<br />幾重にも張られたミステリ、そして人間の罪と罰を描破した孤高の大長編!! 下巻に本書サイド・ストーリー「ガラスの蝶々」を書籍初収録。<br />