無人島渡航計画。<br />渡辺登(崋山)、高野長英たちの計画が鳥居耀蔵に悪用され、疑獄事件がでっち上げられた。<br />取調を受ける登、逃亡生活を送る長英。<br />自首した長英を待っていたのは、重罪人が入る牢だった。<br />登の友人、知人、画の弟子たちは手段を選ばず、釈放運動に奔走。<br />最後は慊堂の上申書により死刑を免れ、故郷に蟄居することになる。<br />牢獄と田舎に暮らした登と登を慕う人々との心温まる交流から自殺するまで。<br />