「そこに顔が」そんな言葉を残して、大学教授だった高橋の父が自殺した。<br />遺品整理で見つけた父の日記には、不気味な人体実験の経緯と、不気味な人体実験の経緯と、黒い影のような‘顔’につきまとわれる妄想が書かれていた。<br />その時ふと背後に、何かの気配を感じる高橋。<br />さらに父と同様、邪悪な‘顔’にとりつかれた人々が次々と現れて……!? 果てしなく連鎖していく、死への欲動と爛れるような悪意。<br />その‘顔’を見たものは、必ず死ぬ――! 戦慄のリアルホラー。<br />