古都・京都にまつわる怨念の研究に没頭した民俗学者市ノ瀬恵造は、築五十年の日本家屋で悲惨な病死体として見つかった。<br />三年後、その娘・晴美と夫の和也が休暇でこの家を訪れると、ふたりはまったく同じ悪夢に苦しめられる。<br />その中に登場するふたごの怨霊は、十三の夢を見終わるまで、この家から逃げられないと告げた。<br />呪いの原点が父の研究にあると知った晴美と和也は脱出に向け、壮絶な戦いをはじめた！
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