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アロマパラノイド 偏執の芳香

十七年前、パリで猟奇的な連続殺人事件が発生した。
その残虐な手口から「パリの切り裂きジャック」と恐れられた犯人は、実は日本人だった。
ノンフィクションライターの八辻由紀子は、犯人が殺人を告白した限定本『レビアタンの顎』を手に入れた。
彼は人並み外れた嗅覚を持ち、「血の芳香」に魅せられて殺人を繰り返していたのだという。
この本を手にした時から、由紀子の周りで不可解な出来事が続発するようになっていくが――。
読者の五感を激しく揺さぶる、超感覚ホラー!




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