灰姫 鏡の国のスパイ
ロシアの極東の地ウラジオストクで、日本の情報調査会社社員が瀕死の状態で発見され、数日後に息を引き取った。
その身体には拷問のあとが残されていた――。
事件を調べる使命を帯びた同僚は、調査の結果謎の人物〈灰姫〉にたどりつく。
北朝鮮の地下に潜り、日本に高度な情報を提供しているという灰姫をめぐり展開する、ロシアKGBやアメリカCIAも絡んだ果てなき謀略の数々――。
高度に繰り広げられる諜報戦の先にある真実とは? 渾身のポリティカル・スパイ・サスペンス! 第十三回横溝正史賞優秀作。
更新中です。しばらくお待ちください。