孤独な画家の「僕」は、モデルの美しい少女と、心を通わせていく。<br />ある日、画商の提案で、少女のヌードを描くことになる。<br />その裸体の美しさに衝撃を受けた僕は、辛うじて欲望を抑える。<br />だが、少女が母親の激しい暴力を受けた夜、二人はついに一線を越えてしまう。<br />僕は少女との愛欲に溺れながら、絵を描き続ける。<br />その関係が大きな悲劇を招くとも知らずに……。<br />恋愛小説とホラー小説の融合が生んだ、奇跡の傑作。<br />