赤いベベ着せよ…
鬼に我が子を食い殺された女。
腹を裂かれ、血まみれの我が子は、まるで赤い着物(べべ)を着ているようだ。
女はやがて鬼になり人の子を……。
そんな鬼女伝説が残る町に娘を連れて20年ぶりに帰郷した千鶴は、幼なじみの知人の幼い娘が扼殺され、古井戸に投げ込まれたことを知る。
それは、同じ場所で20年前に起きた幼女扼殺事件と状況がそっくりだった。
やがて、他の幼なじみの子供たちも次々と殺されていく。
鬼は誰か!? ‘ことろ’の童謡が恐怖を呼ぶ、戦慄の長編ホラー!!
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