結婚して間もなく新種の難病にかかり妻が倒れた。<br />昏睡状態に陥った妻を連れ出した俺は、とある農園に愛する妻を埋めた。<br />それが彼女の遺言だった――。<br />選考委員が驚愕した第9回『幽』文学賞短篇部門大賞受賞作。<br />