「王子様」シリーズ
東京でカフェを営む修司の下に、かつての恋人で、秋吉グループのエリート社員の九条薫が現れた。
突然彼の前から姿を消した修司を、追いかけてきたのだ。
3年前――没落した九条家を再興するという使命を負う薫のために、修司は引き裂かれる思いで身を引いた。
なのに、昔と変わらぬ情熱的な瞳で、薫は修司をきつく抱きしめる。
「俺は諦めるつもりはない」――その腕の強さも、声も、温もりも、今でもこんなに焦がれている。
でも…。
修司は薫のために、二度目の嘘を吐くのだが…!? ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。
ご了承ください。
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