「僕の音楽に神はいない」天才として賞賛され続けてきた圭の心の闇。<br />それを最も鋭く突きつけるのは、悠季の奏でる音楽。<br />「悠季を愛しているのに、なぜこんな試練を与える!?」愛と嫉妬の狭間で、音楽に祝福された悠季の体を激しく求める圭は……。<br />自らの音楽をめざし、新たな挑戦を始めた圭を描く「形象と音楽と」、フジミメンバーの五十嵐の視点で描かれる「指揮者の本分」も収録。<br />