弥勒世 【上下 合本版】
沖縄返還直前、タカ派御用達の英字新聞「リュウキュウ・ポスト」の記者を務める伊波尚友は、CIA局員の二人の米国人から反戦運動家達へのスパイ活動を迫られる。
グリーンカードの発給を条件に承諾した尚友は、彼らの要求通りに地元コザへと戻る。
そんな尚友に、幼馴染みの比嘉正信が米軍基地でのテロ計画を打ち明ける。
それとは別に、マルコウと組んで、変態米兵マクガバンを嵌め、米軍のマシンガンやバズーカ砲までも手に入れた。
米軍基地襲撃の計画は着実に進んでいく――。
馳流・血と暴力の傑作文学が一気読みできる合本版!※本書は上・下の2冊を合わせた合本版です。
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