かつて極秘機関に属し、国家の指令で人間を‘消して’いた加瀬。<br />ある任務が原因で組織を離脱し、監視を受けながら暮らしている。<br />そこに、強大な権力をもつ大富豪、出雲グループ総帥から個人的な依頼が来た。<br />標的は総帥の孫を殺した冷酷非情なテロリスト、成毛泰男。<br />報酬は金と国家からの「解放」。<br />加瀬は過去、そして自分と向き合いながら、最後の闘いに身を投じる。<br />緊張感に目が離せない、ハードボイルド・サスペンス!