厳島の戦いで毛利元就と西国の雄を争い、散っていった陶晴賢。<br />自らの君主・大内義隆を討って、下克上の代名詞として後世に悪名を残した男の生涯は、真摯なひとつの想いが貫かれていた──。<br />気鋭が描く長篇歴史小説。<br />※本書は、2015年12月25日に配信を開始した単行本「悪名残すとも」をレーベル変更した作品です。<br />(内容に変更はありませんのでご注意ください)