敗者たちの季節
夏の甲子園地方大会、決勝戦9回の攻防。
あと、一人打ち取れば延長にもつれ込む……と、その瞬間、サヨナラホームラン。
敗者となった海藤高校の投手直登は、試合後も悔しさから立ち直れないでいた。
そこに、思わぬ報せが届く。
優勝した東祥学園が、出場を辞退したというのだ。
繰り上がり甲子園出場が決まるが、それはどちらのチームにとっても重い結果だった。
「敗者のままでは、終われないんだ!」少年たちの熱い思いに、思わず胸が高鳴る、著者真骨頂の青春野球小説!
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