夜の淵をひと廻り (角川ebook)
職務質問と巡回連絡が三度の飯より大好きで、管轄内で知らないことがあるのが許せない、良く言えば‘街の生き字引’、率直に言えば‘全住民へのストーカー’。
ある街のある交番で住民を見守るシド巡査のもとには、奇妙な事件が呼び寄せられる。
魔のバトンが渡されたかのように連鎖する通り魔事件、過剰すぎる世帯数が入居したロッジ、十数年にわたって未解決のご当地シリアルキラー。
市井の片隅には、怪物の巣食う奈落がひそかに口を開けている――。
※本書は、2016年1月30日に配信を開始した単行本「夜の淵をひと廻り」をレーベル変更した作品です。
(内容に変更はありませんのでご注意ください)
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