討幕派の勢いは激しさを増し、幕府軍が追いつめられてゆく中、歳三はかつての仲間たちとの悲痛な別れを味わうことに。<br />それでも信じる道に奉じ、蝦夷地で戦い抜いた歳三が最期に見たものとは。<br />慟哭のラスト!※本書は、二〇一五年三月に小社より刊行された単行本『土方歳三下』の第四部以降を文庫化したものが底本です。<br />