人間の顔は食べづらい
「お客さんに届くのは『首なし死体』ってわけ」。
安全な食料の確保のため、‘食用クローン人間’が育てられている日本。
クローン施設で働く和志は、育てた人間の首を切り落として発送する業務に就いていた。
ある日、首なしで出荷したはずのクローン人間の商品ケースから、生首が発見される事件が起きて――。
異形の世界で展開される、ロジカルな推理劇の行方は!? 横溝賞史上最大の‘問題作’、禁断の文庫化!文庫特別書き下ろし掌編に加え、道尾秀介の解説も収録。
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