夜に啼く鳥は (角川ebook)
海に突き出した岬には古い祠があり、一族の始祖と言われる八百比丘尼が祀られている。
お屋敷の最奥には燃えるような躑躅の花が植えられていた。
お屋敷に住む、一族の末裔で強大な力を得た御先【みさき】は、どんな傷も病も治す能力を持っていた。
ビスクドールのような美しさで、性別はもはや定かでないという。
御先を心から慕う雅親【まさちか】を突き放し、里を出た御先。
夜の店で働いていた四【よん】と出会い、行動をともにするようになったため‘事件’に巻き込まれ……。
濃密な筆致で描かれる、現代の都会の闇に紛れ込む不老不死の一族の傑作ダークファンタジー!※本書は、2016年9月2日に配信を開始した単行本「夜に啼く鳥は」をレーベル変更した作品です。
(内容に変更はありませんのでご注意ください)
更新中です。しばらくお待ちください。