地球暗黒記
宮下陽子は、母に会うためBNASのアジトへと忍び込んだ。
だが、陽子の母ノエはBNASの女司令だった。
母は、陽子にBNASの‘アルカ・ノアエ・ツアー’への参加を勧める。
このツアーこそ伝説の大洪水から助かる唯一の道だという。
そして、ツアーの参加資格を得るための命を賭けた脱出ゲームへの挑戦を迫られるのだった。
ハワイに現われた第3の神、核爆弾。
それが今、太平洋を闇に包もうとしていた。
陽子が見続けてきた熱帯の楽園ハワイは、人間が創り出した地獄のパラダイスだったのか?書下し熱帯伝奇小説。
注目のシリーズ完結篇。
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