私のクラスの生徒が、一晩で24人死にました。
二年C組の問題の多さには、呆れますね――教頭の言葉が突き刺さる。
また私のクラスの生徒が行方不明になった。
これでもう四人だ。
私はその失踪にあの子が関係しているのではないかと恐れている。
宮田知江。
ある時から急に暗い目をするようになった女生徒だ。
私は彼女の目が恐い。
でもそんなことは、これから始まる惨劇に比べれば些細なこと。
なぜなら私は、夜の教室で生徒24人が死ぬ光景を目にすることになるのだから……。
イチゴミルク好きという著者が描く、一通のメールから始まる死の連鎖。
「リング」「らせん」の鈴木光司氏推薦――「この恐ろしさは、ねっとりしている 鈴木光司」新しいホラーサスペンス「嫌ホラー」誕生。
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