小学6年生の広瀬ゆうは「キッカーズ」のエースストライカー。<br />裕福な家庭で育った秀才の蓮、かつて不登校だった茂、チーム唯一の女子選手みすずたちとともに、全国大会出場を目指していた。<br />ゆうの憧れは、かつてJクラブにも誘われたことのある父親だった。<br />しかしその父はもうこの世にはいない……。<br />ゆうは父の遺した言葉を胸に、仲間との衝突、ライバルとの対決、チームの崩壊危機など、様々な困難に立ち向かっていく――。<br />