亡き母は、他の人を愛していた。<br />その相手こそが僕の本当の父、そして、殺人犯。<br />しかし逮捕時の状況には謎が残っていた--『闇に香る嘘』の著者が放つ渾身のミステリ。<br />※本書は二〇一六年三月に小社より単行本として刊行されました。<br />文庫化にあたり加筆、修正を行っています。<br />