南町奉行所で書物整理を担当する物書き同心・大貫貴十郎は、風采の上がらなさから’寝ぼけ提灯’とあだ名される始末。<br />だがこの男、未解決の事件を探索することを趣味とし、密かに難事件を追っていた……!