少女は夜を綴らない (角川ebook)
‘人を傷つけてしまうかもしれない’という強迫観念に囚われている、中学3年生の山根理子。
彼女は小学6年生のときに同級生の加奈子を目の前で‘死なせてしまった’ことを、トラウマとして抱えていた。
‘身近な人間の殺害計画’を‘夜の日記’と名付けたノートに綴ることで心を落ち着け、どうにか学校生活を送っていた理子の前に、ある日、加奈子の弟・悠人が現れる。
‘加奈子の死’にまつわる理子の秘密を暴露すると脅され、理子は悠人の父親を殺す計画を手伝うことに。
やむを得ず殺害計画を考えるうち、誰にも言えなかった‘夜の日記’を共有できる悠人に心惹かれていく理子。
やがてふたりは殺害計画を実行に移すが――。
※本書は2017年7月21日に配信を開始した単行本「少女は夜を綴らない」をレーベル変更した作品です。
(内容に変更はありませんのでご注意ください)
更新中です。しばらくお待ちください。