介護士K
介護施設「アミカル蒲田」で入居者の転落死亡事故が発生した。
高齢者虐待の疑いを持ち、調査を始めたジャーナリストの美和は、介護の実態に問題の根の深さを感じていた。
やがて取材をした介護士・小柳恭平の関与を疑った美和は、再び施設を訪れる。
恭平は「長生きで苦しんでいる人は早く死なせてあげた方がいい」という過激な思想を持っていた。
そんななか、第二、第三の死亡事故が。
家族の問題を抱え、虚言癖のある小柳による他殺ではないのか--疑念が膨らむ一方の美和だが、事態は意外な方向に展開してゆく。
高齢者医療の実態に迫り、人間の黒い欲望にメスを入れる問題作!
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