オリンピックがやってきた 1964年北国の家族の物語 (角川ebook)
1964──昭和39年。
東京五輪開催を控え日本中が沸く頃、青森のある町にて。
田舎では戦争の影がかすかに残る。
でも七人家族の前田家は今日も元気。
小学生の民子の日常はきらきらしている。
待望のカラーテレビに興奮し、学校では「ひょっこりひょうたん島」の話に夢中。
まだすべての人が豊かでなく、悲しいこともたくさんある。
でも皆が東京五輪を待ち望んでいたあの日、心には希望があった。
※本書は2017年9月1日に配信を開始した単行本「オリンピックがやってきた 1964年北国の家族の物語」をレーベル変更した作品です。
(内容に変更はありませんのでご注意ください)
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