秋山は商事会社の平凡なサラリーマンだ。<br />給料日、28歳になる恋人の明子に結婚を申し込んだところ、あと半年待って欲しいと言われた。<br />半年したら叔母の莫大な遺産が入るというのだ。<br />だが、彼女はその晩何者かに殺されてしまう。<br />しかも彼女には叔母などいなかった。<br />秋山は殺人犯の容疑をきせられ逃亡するが……。<br />事件の裏には意外な事実が!!(「夜の追跡者」) 妖しい夜、寂しい夜、暗い夜。<br />様々な夜をテーマにしたオリジナル短編集。<br />