富豪一族の肖像
●『聖夜に乾杯』(リサ・ジャクソン著)吹雪のクリスマス・イブ、車の中に閉じこめられたレスリーは陣痛に苦しみ、危ういところを隣人のチェイス・フォーチュンに助け出された。
出産を助け、手厚く世話をしてくれた彼に憧れの気持ちが募っていく。
だがレスリーは、彼に憎まれて当然の人間だと知る。
レスリーの亡夫がチェイスの一家を不幸に陥れた張本人だったのだから。
●『傷だらけの天使』(バーバラ・ボズウェル著)ジョアンナは、やり手社長ライダー・フォーチュンの秘書に採用された。
明るい彼女は職場の人気者になるが、ボスのライダーからは毎日無能扱い。
期待に応えられないストレスを感じていた。
ある夜、偶然クラブで出会ったライダーに、思いがけず優しくダンスに誘われる。
これ以上、気持ちを乱されたくないジョアンナだったが……。
●『雪原に咲いた恋』(リンダ・ターナー著)シングルマザーのナオミは別れた恋人に娘を誘拐された。
頼りない警察に見切りをつけた彼女は、追跡の達人であるハンター・フォーチュンに捜査を依頼。
娘がスノーモービルで山に連れ去られたことを突き止めた。
危険な捜索に同行すると言い張るナオミにハンターは真剣な表情で条件を出した。
「何もかもぼくの言うとおりにするんだ」
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