誘拐された花嫁
ベサニは従兄のライルに頼まれ、彼と結婚することにした。
彼女が借地の支払いに困っていることを知り、援助してやるからと、取引を持ちかけられたのだ。
ライルはある老人から遺産を受けとることになったのだが、30歳になるまでに結婚しなければ、それは手に入らないという。
誕生日まであと2週間だが、容姿も性格も悪い彼に恋人などいない。
形だけの便宜結婚なら、と渋々承諾したのだった。
ところが――結婚式当日、ベサニはカメラマンを装った男性に誘拐されてしまう。
ケルと名乗った彼は、ライルが遺産を騙し取ろうとしていると言い、相続が無効になるまでの間、ベサニを返さないと宣言した!■ハーレクイン・イマージュの実力派作家マリオン・レノックスが描く、誘拐に端を発したかわいらしいロマンスです。
ケルの家に閉じこめられてしまったベサニは、老人の孫で、ケルの姪っ子でもある幼い少女ケイティと3人で、奇妙な同居生活を始めますが……。
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